どろんこ会の保育サービスは、“ただ預かるだけ” の「託児」ではありません。意欲ある子どもを育てるのに必要な「体験型保育」です。「にんげん力」を身につけるために必要な遊びや野外体験を提案・実践し“自分で考え、挑戦する勇気” を育みます。

センス・オブ・ワンダー

畑仕事・稲刈り・ヤギの世話などを通して自然の中にたくさん足を運び、自然の中での発見から生死などの「環境認識」を促します。乳幼児期のうちから外遊びを「日常化」させることに重点を置き、子どもたちの「原体験」を大切に考えています。

※原体験とは…自然物で物を作ったり、遊んだり、探したり、採集、飼育、栽培という生活の基礎基本のこと。子どもの頃の原体験は、中高生に成長した時の精神的基盤となり、幼少期に取り入れることに大きな価値があるとされている。

※園庭がない園・ヤギや鶏がいない園は園バスを使用して提携園などへの移動保育を実施することで実現しています。

人対人コミュニケーション

園内・園外問わず、「すれ違った全ての人」と「土手を歩く地域の人」に挨拶を交わすことを園の約束としています。 地域の大人との交流を通じて、「人の目を見て意思を伝えられる人」を目指し、商店街ツアーなどの体験により、携帯やメールに頼らないコミュニケーション力をはぐくみます。

こどもの人格形成に真に必要な環境を追求しています

3つのこだわり ①裸足保育 ②異年齢保育 ③機会を排除しすぎない保育

こだわり 裸足保育 当園で裸足保育を実践する理由
足指で地面を捉える力を育てる歩き始めから裸足(または草履)で遊ぶことで、卒園時までに、足指で地面を捉える力を育て、「歩く・走る・跳ぶ・とび降りる・よじ登る・横や後ろに動く」動作ができるようにし、運動感覚を育てることを目的とします。 保育士も裸足になり思い切り外遊びをやってみせる「背中を見せる保育」を実践しています。
靴をはいた保育と裸足保育
年間を通じた裸足保育の実践 冬季でも裸足保育をじっせんするために当園の児童は初冬の11月末〜12月でも園庭で裸足になって泥遊びを行い、とても元気に活動していますが、現状では1~2月の真冬の時期は地面に霜が降りる日もあり、日により草履を履いて泥遊びをしています。運動靴だと靴が濡れたり汚れることを気にして思い切り泥遊びを行うことができないこと、また、真冬でも薄着で外遊びをして寒さに強いからだづくりを目指し裸足遊びから足の形成を促してゆくこと。運動靴・靴下で足指を締め付けず足指を開放し足指でつかむ力をつけること。この3点から、なるべく寒さに慣れることも指導してまいりますが、1〜2月の真冬の霜が降りて裸足で遊ぶと足が冷たいと感じるお子様は、草履を履いて遊びます。当園では、クッション性・滑り止め・鼻緒・畳表の素材を鑑みてミサトっ子草履を使用します。2~5歳の園児の皆様にご購入をお願いしております。
靴をはいた保育と裸足保育 こだわり 異年齢保育 社会福祉法人どろんこ会では、自分で判断して行動する力とリーダーシップの育成を目的として、3・4・5歳児の異年齢保育を実践しています。

午前活動・午後活動(音楽指導や体操指導など一部の活動を除く)における、遊び・片付け・昼食・昼寝・おやつを3・4・5歳児は混じり合って大人数で(場面によっては自分たちでグループに分かれて)過ごします。

自主的・主体的に遊ぶことを大切に考え、子どもたちは、年齢を問わず遊ぶ相手を自分たちで決め、遊ぶ場所や遊ぶ内容を自分たちで考えて決めます。園児荷物はだいず・むぎ・こめ等の各部屋ロッカーに置きますが、園児は年齢と関係なくだいず・むぎ・こめ等全部屋を使用して過ごします。

毎朝の日課(座禅・雑巾がけ・畑仕事・生き物の世話)が終わった後の時間は、遊び・片付け・昼食・昼寝の“時間割”を自分たちで(特に年長児が中心になって)見通しを立てて行動します。保育者は、「昼ごはんだから遊びをやめて片付けてください」や「早く布団をひきなさい」といった言葉がけは行いません。大枠の時間割を教えて「どうすればいいと思うか」を自分で考えて行動していくように導きます。昼食の時間は、一定の制限がある自由な時間幅の中で、子どもたちは自分たちの遊びの状況とお腹の空き具合を考えて自ら考えて選択します。子どもたちは、保育者から「昼ごはんだから遊びをやめて片付けてください」と言われないので、年長児が中心となって、周りの状況を確認しながら周りの3歳児・4歳児・5歳児に声をかけて遊びを中断し片付けや昼食の準備を始めます。言われたからするのではなく、その必要性を理解して行動する。周りの友達に声をかけて次の行動に移る。こうした力を伸ばしていくのです。

  • 配慮点として、
  • 遊びのコーナーごとに保育者の担当を決め、子どもたちが「先生がどこにいるかを探す」ことがないように配置しています。ただし、保育者は、子どもの人数や遊び方を見極めて、場面ごとに子どもを見渡すことができる最適な配置を判断して動きます。子どもたちだけでずっと遊んでいることはありません。
  • 2歳児は、運動会後より異年齢保育を開始します。
  • 保育者は、子どもたちが大きな時間割の見通しを立てて行動できるように援助します。
  • 保育者は、子どもが遊びの仕方や楽しさを知ることができるように、遊びを展開するための環境設定を行い、背中を見せて一緒に遊びます。
こだわり 機会を排除しすぎない保育 「きれい」「安全」は幸せか?いや、私たちは、「汚い」「痛い」を体験することは必要であると考えています。

子ども主体の保育とは、子ども自身が自らやってみて体験することで、良いこと悪いことを知り、周りの状況に気づくことができるように援助しつつ、一人ひとりの個性を認め、生きる力の基礎となる心情、意欲、態度を育てていく保育です。 子どもが人としてやってはいけないこと(友達に石を投げる、嘘をつくなど)をやった時に「ダメ」を言うことは、親・保育者として当然のことです。しかし、「虫さんかわいそうだから~しちゃダメ」とか、「汚れちゃうから別の遊びをしよう」とか、「危ないから走っちゃダメ」とか…必要な機会を排除する「ダメ」という言葉を私たち保育者は使いません。子どもは自然の中に出て動いている蟻を見たら踏んでみたい!と思うのは当然ですし、樹があれば登ってみたい!と思うのも当然です。全ての大人は子どもの頃、虫に色々な残酷なことをして、虫が死ぬことや飛ぶ虫と飛ばない虫がいたりすること…様々な周囲の環境を知ったのです。ですから、当園では、園児が虫にちょっと残酷なことをしていても「ダメ」は言わない。生きる力の基礎となる心情、意欲、態度を育てていくために、必要な体験を真剣に考えて子どもと向き合います。