• 現場園長を理事に起用。より現場に即した保育環境・職場環境づくりを目指す試み

    トピックス 2017年09月28日

    どろんこ会では、これまで外部の専門家のみで構成されていた理事会に、今年6月より現場の園長を迎え入れることといたしました。2名の園長を理事として起用するに至った背景、想いとは?理事長安永に聞きました。

    きっかけは、自身が現場を退いたこと


    理事長 安永愛香

    「創業者ゆえに、どろんこ会の保育はこうあるべきだ。という想いが時に強く出てしまい、自分では気がつかないうちにトップダウンの運営になってしまっているのではないか?という危機感から、当時兼任していた運営本部長を退くことを決意しました。どろんこ会が目指すのは、現場が考え、現場が必要なことを形にできる、現場主体の組織です。私が現場を退くことで、園長や職員ひとりひとりが自ら声を上げやすくなるのでは?と考えました。しかし、運営本部長を兼任していた頃は100人近くの園長が集まる園長会にも参加し、どろんこ会としての運営方針や課題について各園長と直接対話することができていましたが、現場を退いたことでその機会が減り、私たち本部の考えていることが現場に届きにくくなったと同時に、現場の課題や声を把握しづらくなったと感じるようになりました。本部がよかれと思って決めたことが現場にとっては不都合だというケースは、大きな組織では往々にして起こることです。でも、各園の現場の声をきちんと本部で把握すれば、そうしたすれ違いや誤解はなくなるはず。正しく現場を把握する為、現場の代表として園長にも理事会に参画してもらうことにしました。」

    園長理事は現場と組織の潤滑油

    「理事になったから偉くなるとか、重い責任がのしかかってくるというわけではありません。現場の実態や意思を本部に届けることがその役目。つまり潤滑油です。実際に8月の理事会では、園長理事2人の意見のおかげで、園の個別の課題をどろんこ会全体の課題として議論することができたというシーンがありました。園をまたいでの情報共有や意識統一は、どろんこ会全体の保育の質の向上につながります。また、どろんこ会は今、法人としていろんなことにチャレンジしようとしています。たとえば福利厚生ひとつでも、現場の声から拾い上げることで、みんなが幸せに働くことのできる職場を実現できると思っています。園長理事の2名には、私たちがちゃんと現場の声に応えられているか、組織と現場が同じ方向を向いているのかをチェックしてもらえたらと思っています。今後は、より多くの現場の声を拾う為、ローテーションで様々な園の園長に理事を担ってもらう方針です。どろんこ会では、これからも現場と理事会で同じゴールを目指すことで、よりよい保育を、よりよい職場環境の実現を目指していきます。」

    理事に就任した2名の園長

    古川みどり(ふじみ野どろんこ保育園 園長)


    ふじみ野どろんこ保育園 園長 古川みどり
    公立園で22年勤務した後、2014年3月より「どろんこ会」へ。2015年4月より現園園長に就任。

    「今回、理事の職をいただきましたが、自分には身に余る役職だと感じています。でも、いろんなことが議論されている理事会に参加することで、保育園の運営を支えることができ、私自身も視野を広げられるいいチャンスだとも思っています。理事長をはじめとする理事会メンバーの皆さんからの、「現場の声を聞かせてほしい」とうい思いもすごく伝わってきます。『子どもを真ん中に』という保育理念を大切にできるよう、現場との橋渡しとなり、風通しのいい組織運営に貢献していきたいです。」

    ふじみ野どろんこ保育園

    松久保陽子(まめどくれっしゅ 園長)


    まめどくれっしゅ 園長 松久保陽子
    認可保育園、幼稚園で15年勤め、2015年「どろんこ会」へ。新園の立ち上げに携わった後、現園園長に就任。

    「理事会は専門的な議題も多く、正直わからないこともいっぱいです。当初は自分に何が求められているのか分からず困惑しましたが、参加回数を重ねるにつれ、私たちにしか発言できないことを発言することに意味があると感じるようになりました。ごく普通の園長が理事会に参加できるのは画期的なことだし、ありがたいこと。次につなげていけるよう2年の任期の間、役割を果たすとともに、しっかり勉強していきたいです。」

    まめどくれっしゅ

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