• 「どろんこ保育園の食育計画」発売!制作にかけた想いを編集者に聞きました

    トピックス 2018年03月29日

    どろんこ保育園の「保育」や「食育」にかける想いを詰め込んだ書籍「どろんこ保育園の食育計画」がいよいよ発売となりました!本の編集を担当されたのは株式会社 地球丸の橿渕美紀さん。橿渕さんは大の子ども好きで、2児の母であり保育士の資格も取得されるほど。そこで、本を出版するに至った経緯や込められた想い、見どころなどを語っていただきました。

    保育に関わるあらゆる人に読んでほしい

    ――本を作ろうと思ったきっかけは?
    「どろんこ保育園の食育計画」編集者インタビュー
    「どろんこ保育園の食育計画」の編集をしてくださった株式会社 地球丸の橿渕美紀さん

    もともと、知人がどろんこ会グループにいまして、「いつか一緒にお仕事がしたいですね」と以前から話していたんです。私は育休中に保育士の資格を取得するほど子どもが好きで、いつか子どもの役に立てることがしたいと思っていました。そんなときに、「レシピ本ではない、『本当の食育』についての本を出せないか?」とご相談をいただいて。
    その後、安永理事長とお会いし、「子どもにとっていいものを作りたい」という熱い想いに深く共感したのがきっかけです。

    ――本の一番の魅力はどんなところですか?
    手づかみで給食を食べる子どもたち
    手づかみ食べ!おいしそうにご飯を食べるイキイキとした子どもたちの表情についつい見入ってしまいます(「どろんこ保育園の食育計画」p54-55より)

    何よりもイキイキとした子どもたちの写真です。
    取材に行った園で、子どもたちの食べる意欲にとても驚きました。自分たちで育てた人参や大根を味噌のディップにつけてみんながもりもり食べていたんです。何回もおかわりする子もたくさんいて、子どもたち皆にパワーがみなぎっていました(笑) この本では、そんなどろんこ保育園の子どもたちの日常を切り取った「いつもの風景」がたくさん掲載されています。

    ―お気に入りの写真はありますか?
    縁側給食
    どろんこ保育園では、晴れた日には写真のように縁側で給食を食べます。お外で食べるとおいしいね!(「どろんこ保育園の食育計画」p28-29より)

    どれも好きなのですが… お味噌汁がダーッとテーブルにこぼれている縁側での給食写真や(笑)、手づかみでトマトに食らいついているなんともかわいい表情や、床になぞの足型シールが貼ってある写真など。細かく見ていくと「なにこれ!?」とツッコミたくなるような写真がたくさんあって、どれも見ていて楽しいんですよ。

    掲載されている写真は、カメラマンさんが撮影した数千枚の中から、実際に園で活躍している先生方とライターさんが書籍用に選んでくれました。膨大な量の画像から一枚一枚選ぶ、とても大変な作業にも関わらず「写真を見ているだけで楽しい」って言っていたくらい、魅力的な写真ばかりなんです。

    ―タイトルにある「食育計画」と聞くと、普通なら表紙は「食」にまつわる写真にすると思うのですが……あえて違う写真に?
    元気に遊ぶ子どもたち
    よく遊んでよく食べる。それがどろんこ保育園の基本(「どろんこ保育園の食育計画」p40-41より)

    はい。
    どろんこ会さんともご相談して、あえて「食」ではないものにしました。
    単純な食育の本ではなく、すべての活動が食につながっているという想いを伝えたかったからです。思い切り体を動かして遊ばないとお腹は空かないように、食べることを考える前に保育ではやることがたくさんあると思います。元気な子はよく食べるし、よく食べる子は意欲も高い。「食欲」溢れる子は「意欲」も溢れる子。そんなふうに、すべてがつながっているんです。

    ―どろんこ保育園の魅力は、まさにそこにあるということでしょうか?
    稲刈り
    実りの秋は、子どもたちも総出で収穫祭!畑作りも稲作も、一年を通していろんなことを体験します(「どろんこ保育園の食育計画」p106-107より)

    はじめは給食のレシピ集みたいな案もあったのですが、それだけでは「どろんこ保育園らしさ」が出ないなと。レシピは二の次。まず環境作りがあってこそのレシピや献立だと思うんです。

    たとえば、都心部の住宅地にある「中目黒どろんこ保育園」では、屋上で畑仕事をしています。東京だから畑は無理という考えは一切なく「東京でも野菜は作れる、必ずできる」という考え方からスタートして環境作りをする。畑の作業を通して土の感触・匂いに触れ、野菜を育てることを体験し……そうやって遊びながら学んでいく、それが、「どろんこ保育園」だと思うのです。

    畑仕事で体を動かした後の給食はとってもおいしいですし、自分たちで育てたものをいただくことはとてもいい食育になると思います。どろんこ保育園の中で、「レシピ」や「食育」だけを抜き取って語ることは、逆に難しいと考えたのです。

    ―制作するにあたり、こだわったところは?
    旬の食材を使った献立
    月々で収穫できる旬の食材とともに、それを使った献立を紹介(「どろんこ保育園の食育計画」p32-33より)

    どろんこ保育園の給食のレシピをただ羅列し、紹介するのではなく、できるだけ写真やコラムをふんだんに入れることにこだわりました。
    なぜなら日々の生活や活動がそのままま食育とつながっていることをこの本を通じて伝えたかったからです。

    ―どんな人に読んでもらいたいですか?
    調理員の方だけではなく、園長さんや保育士の方など「保育に関わる全ての人」に読んで欲しいと思っています。
    ちょっとしたエッセンスでもいいので、心に響くことがあったら園に取り入れてほしいです。
    それと、子どもたちのご飯作りに悩むママたちに、掲載している献立を参考にしていただけたら嬉しいです。

    それから、リビングにさり気なくこの本を置いて、お父さんにも見てもらえたら嬉しいですね。子育ての負担は、どうしてもお母さんの方が大きくなりがちなので、本を読んで子どもとどう関わればよいのかを参考にしてもらえたらと思います。

    どろんこ保育園の食育計画

    タイトル:「どろんこ保育園の食育計画」
    出版社:地球丸
    価格:1,500円+税
    初版発行:2018年3月30日
    「どろんこ保育園の食育計画」ご購入はこちら

    ここでなら実現できる!そんな環境があります。

    どろんこ会は、あなたの「やってみたい!」を応援します。
    新卒・中途問わず、想いのある方からの応募をお待ちしています!

    採用情報をみる

    関連記事