• ここは「保育『縁』」。人々のご縁をつなぎ感謝の心を育むNPO法人と三原どろんこ保育園との取り組み

    イベント 2018年07月26日

    朝霞市を拠点に地域交流活動を行う「NPO法人感謝プロジェクト」。同じく朝霞市にある三原どろんこ保育園とのつながりが強く、先日も、どろんこ保育園を卒園した子どもたちとその家族が多く集まり、「流しそうめんと竹とんぼ作りイベント」を開催しました。保育園の枠を飛び越え、地域で子どもたちを育て大人たちもつながっていく、そんな素晴らしい取り組みが朝霞市三原にはありました。

    「ありがとう」がつなぐ地域の環、人とのご縁

    2018年7月の三連休最終日。朝霞市の三原どろんこ保育園のすぐ目の前にある「星の森児童遊園地」で開催された「流しそうめんと竹とんぼ作りイベント」には、多くの地域住民が集まりました。その数はなんと120名以上!

    このイベントを主催したのは、NPO法人の「感謝プロジェクト」。朝霞市を拠点に地域交流会を企画運営している団体です。

    感謝プロジェクト代表の橋本さん
    NPO法人感謝プロジェクト代表の橋本智美さん

    「お互い様、お陰様、義理人情……そんな昔ながらの人と人とのつながりを多くの方に体感してもらえる場所が欲しくて、NPO法人を立ち上げました」と話すのは、代表の橋本智美さん。

    実は橋本さんは双子を育てるワーキングマザーで、子どもたちは三原どろんこ保育園の卒園児でもあります。

    「周囲に対する感謝の気持ちをきちんと伝えたり、助けて欲しいときに声を出せたり、そんな子になって欲しいなと思っているんです。楽しいこともたくさん経験して、ワクワクしながら大人になってもらえたら嬉しいですね。だって、ここに集まる子どもは、皆『自分の子ども』だと思っていますから!」

    イベントに集まったたくさんの子どもたちに優しい目を向けながら話す橋本さん。そんな橋本さんの人柄と行動力に惹かれて、「感謝プロジェクト」を一緒に盛り上げてくれる同志はどんどん増え、最初はどろんこ保育園関係者が多かったのが、今では保育園という枠を飛び越え様々な方が集まるようになったと話します。

    大人も子どもも協力した「流しそうめんと竹とんぼ作りイベント」

    「流しそうめんと竹とんぼ作りイベント」は、「感謝プロジェクト」がNPO法人になって初めて開催した夏のイベントです。まずは、竹を割ってトイを作るところからスタート。流しそうめんの台から全て参加者で手作りします!

    竹林から伐採した竹

    こちらが材料の竹。「感謝プロジェクト」の趣旨に賛同した朝霞市博物館が、敷地内にある竹林から竹を提供してくださったとか!イベント1週間前にパパ達が中心となって伐採してきたそうです。

    竹割

    なたで割れ目を作り、そこに薄い板を差し込みます。差し込んだ板を順番に厚くしながら押し込んで、長く太い竹を割っていきます。

    竹の節割

    中の節を金づちでたたき割ります。子どもたちも積極的に作業に参加していました。その後、断面や節の部分にやすりをかけて、なめらかにして…ようやくトイが完成!

    竹の三脚とトイを紐で縛る

    いざ組み立て! 勾配をつけながらいくつものトイを倒れないようにセットするのは至難の技。大人同士協力し合ってなんとか完成。いよいよ皆が楽しみにしていた流しそうめんスタートです!

    流しそうめんを食べる男の子

    流れてきたそうめんに、子どもも大人も思わず歓声を上げます!

    流しそうめんを食べる子どもたち

    そうめんを食べる女の子たち

    一汗かいたあとの冷たいそうめんは、格別のおいしさのようでした!

    そうめんを茹でる保護者

    こちらはそうめんを茹でるチーム。三原どろんこ保育園前の敷地に鍋とカセットコンロを3台用意し、フル回転で茹で上げました。火を使うのでこちらも汗だく。パパ達お疲れさまです!

    午後からは竹とんぼ作りにチャレンジ!

    竹とんぼ作りの先生

    お腹も満たされた午後からは、竹とんぼ作りをしました。教えてくださったのは、元保谷市の小学校教員である山内道也先生。
    羽は牛乳パックで、軸は竹串を使って作ります。

    竹とんぼを作る子ども

    用意された牛乳パックをハサミで切ります。切った羽には、絵を描いたり色を塗ったりして、自分だけのオリジナル竹とんぼに。

    カラフルな手作り竹とんぼ

    カラフルな竹とんぼの完成です。

    竹とんぼを飛ばす男の子

    竹とんぼってどうやって飛ぶ? 何度かチャレンジしてこんなに上手に飛ばせるように!

    保育園と地域コミュニティーとが連携し合って子育てをすること

    三原どろんこ保育園の荒川園長も一市民として参画した本イベント。地域コミュニティーとのこうした取り組みについてお話を聞きました。

    三原どろんこ保育園 荒川園長
    三原どろんこ保育園の荒川園長

    「これまでは、どちらかというと保育園は閉鎖的なイメージがあったように思うんです。部外者は立ち入り禁止、保育園のイベントは保育園関係者だけのもの、というように。でも僕は、地域住民がつながるきっかけの場所として保育園を機能させたいと考えています。保育園の“えん”は縁結びの“えん”だと。感謝プロジェクトの皆さんがやろうとしていることは僕が考えていることと方向性は同じで、でも僕だけがやりたい、と意気込んでもこんなに大きなことはできません。保育園としてできることを、これからも一緒になってやっていきたいです」(荒川園長)

    それから、「感謝プロジェクト」の協力メンバーの1人である関戸さんにもお話をお聞きしました。関戸さんと橋本さんは、お子さん同士が同じ三原どろんこ保育園に通っていたことがきっかけで知り合ったと言います。関戸さんは、「子どもの遊び場づくりを通して地域のつながりを深めたい」ということをライフワークとしており、その思いを具現化するために特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会というNPO法人の 代表を務めていらっしゃる、いわば外遊びの場をつくるプロ。「感謝プロジェクト」には橋本さんの思いに共感して個人的に参画するようになったそうです。

    日本ぼうけん遊び場づくり協会 関戸さん
    日本冒険遊び場づくり協会 代表の関戸博樹さん

    「僕自身のライフワークは、人と人とがつながる『場づくり』。遊びはそのツールのひとつにすぎないという認識ですが、でも遊びって、大人も子どもも一緒になって楽しめるものだし、大人が協力し合い、真剣に何かに取り組んでいる姿を子どもに見せることはとても大切だと思っているんです。ここに集まる大人たちは、子どもを楽しませるためであると同時に自分たちも楽しんじゃおうという気持ちを持っていることが特徴ですね」(関戸さん)

    「荒川園長や関戸さんを始め、本当にたくさんの方に支えられてこのプロジェクトは成り立っていると日々感謝です。プロジェクトを立ち上げた私が、一番皆さんに感謝していると言ってもいいくらいです!」(橋本さん)

    「仲良くしてね、ケンカしないでね、協力し合ってね。そう口で説明しても子どもたちはピンときません。それよりも、我々大人が協力している姿を見せて、実践してそれを子どもたちにも体感してもらう方がすぐにわかってもらえると思うんです。保育園主催じゃなくても子どもたちが参加しやすいこういう場がたくさんできることが理想ですね」(荒川園長)

    「感謝プロジェクト」のイベントの様子やここに携わる方たちの話を聞き、皆さん立場は違っても向いている方向は同じだと感じました。各家庭、保育園、地域コミュニティーそれぞれが協力し合い、地域全体で子育てをしていくという理想のモデルケースではないでしょうか。これからも、「感謝プロジェクト」と三原どろんこ保育園の取り組みを、どろんこ会グループとしても応援していきたいと思います。

    特定非営利活動法人感謝プロジェクト

    特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会

    三原どろんこ保育園

    保護者や地域の方々との交流も大切にします

    どろんこ会グループでは、子どもを預ける・預かるという関係性にとどまらず、子どもたちが元気にたくましく育つ環境作りを、保護者の皆さん、地域の方々とともに創り上げていきたいと考えています。

    どろんこ会グループの理念に共感していただける、熱い想いをお持ちの方からのご応募をお待ちしております!

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