• 【どろんこ会グループ20周年特集 第2弾】これからの10年、20年、未来へ向けて

    トピックス 2018年08月21日
    語る高掘さん

    今年、創業20周年を迎えたどろんこ会グループ。始まりの地「朝霞南口ルーム」を訪れた安永理事長と高堀代表夫妻。第2弾ではこれからの10年、そして未来への想いを語ってもらいました。

    がむしゃらになって何とか走り続けた創業期。100園を目指した拡大期。

    当時の写真
    創業期の懐かしい思い出
    開園当初の外観
    開園当初の朝霞南口ルーム外観

    創業時、2人が考えたビジョン。それは
    1.まず最初の10年で認可園を設立すること
    2.そして次の10年では、どろんこ会グループの園を100園に展開すること
    でした。100園を目指したのは、「ただ理想を語るのではなく『現場実践を通して』日本の保育を本気で変えたかったから」だそうです。

    アルバムを見る二人
    懐かしいアルバムを開きながら、20年の歩みを振り返る2人。

    (高堀)「既存の保育事業や福祉事業は、その多くが、過去の経験やノウハウをそのまま継承していく手法であるため、なかなか新しいことが広まっていかないと感じます。今はまだ保育が足りていないから、どんな保育内容でも子どもたちを集められているかもしれないけど、近い将来、必ず、提供される『保育の質』で保育事業者が選ばれる時代がやってくる。その時代に、全国でどろんこ会グループの保育を提供していたいし、どろんこ会グループがより一層質の高い保育を提供できるよう、職員の待遇面の水準も高めていきたい。そのために、ある程度の規模までの拡大は必須でした。」

    高掘さん
    「保育は質で選ばれる時代が必ずやってくる」と語る高堀さん。

    子どもに関わる「保育者」の役割は「教える」から「学びを支える」へ

    (安永)「最近、世の中では働き方改革が進んできていて、自分の得意なことで、自分のキャリアを作っていく時代が、本当にもうすぐそこまできていると実感しています。

    社会で必要とされる人間像が変わってきているので、「組織で生きていける人」から「自分で考えて行動できる人」へ、子どもの育成目標も変えていかなければなりません。

    現在放送中の大河ドラマ『せごどん』の中でも紹介されていましたが、私達も保育園を始めるずっと前から「郷中(ごじゅう)」に注目していました。自分で考えて行動できる力は、異年齢の交流やごちゃ混ぜの組織の中で育まれるものかもしれないな、と。年長者が年少者を教えることだったり、健常児が障がい児をサポートすることがそうですが、いろんな年齢や能力の子が混じり合った環境の方が、自分ができること、自分が役に立てることを見つけていけるような気がします。

    2014年4月から発達支援事業を立ち上げ、「発達支援 つむぎ」を拠点展開しているのはこういった考えからです。

    これからの保育・療育は、子どもたち自身の間で学び合い育まれるような環境にしていきたい。そのためには、子どもに関わる保育者の役割も変わっていく必要があります。

    従来のような「教える」立場から、自然にそこで発生する学び合いを「支える」立場へ。そのための具体的な方法はまだ模索中ですが、これからソフトの面で目指していきたいと考えているのは、まさに、『学びを支える役割』です。」

    安永さんa
    「ごちゃ混ぜ」の中でこそ育まれる主体性について語る安永さん

    自分の国で「保育園」を作りたい。日本の保育はアジアからも注目されている。

    (安永)「最近、アジアの国から視察に来られる方がすごく増えてきていて、先日、中国の世界保育会議に登壇させていただいた時には、私の前に長蛇の列ができてしまうくらいでした。今、私たちの保育は近隣諸国からすごく注目されているんです。

    中国での講演会
    中国全土から幼児教育関係者が集まった大規模な国際会議での講演の様子。会場は立ち見が出るほどの大盛況。
    韓国から
    毎月のように近隣諸国からの視察を受け入れています。

    中国や韓国は、まだ保育園導入率がすごく低くて、国を挙げてこれから保育園を作っていこうとしています。でも、彼らにはノウハウがないので、安全性や衛生面はもちろん、子供たちの発達に合わせた保育者の関わり方を、ぜひ日本から学びたいと考えているようです。

    中国のとある保育園を視察したら、幼稚園でやっているようなことを見よう見真似でそのまま保育に持ち込んでいたり、赤ちゃんにフラッシュカードを見せていたりして、おいおい、違うんじゃないか?なんて思いましたよね(笑)。

    そんな感じで、まだまだ近隣諸国は手探りな状況なので、日本の保育、そしてどろんこ会グループの保育に注目が集まっているんだと思います。」

    熱く語る安永さん
    「アジアが日本の保育に注目している!」と語る安永さん

    (高堀)「実際に、どろんこ保育園を一気に1000園くらいフランチャイズ展開したい、みたいな引き合いもあるのですが、ただ箱を作れば良いという話ではなく、そこで働く人のソフト面も合わせて提供されなければ意味がない。我々がお手伝いできることと、やるべきではないことを、しっかり吟味しながら進めていきたいと思っています。

    やらされ感で働く人がいない「日本最大、最高、唯一の社会起業家集団」を目指したい!

    (高掘)その一方で、これからのどろんこ会グループでは、失敗してもいいからやる気のある人にどんどんチャレンジをしていってもらえる組織へと進化していきたいと考えています。

    それは、この20年の自分たち自身を振り返った時に、自分も本当にそうだったなと改めて実感したからです。

    朝霞どろんこ
    2007年4月どろんこ保育園の第一号園「朝霞どろんこ保育園」が開園。理想の保育環境を求めて候補地を探し続けやっと出会えた場所。決め手は「隣の用水路でザリガニが良く採れるから」

    (高掘)保育の現場は、安全安心が最優先になるので、もしかしたら新しいチャレンジはなかなか生まれにくいかもしれません。この10年は規模拡大に伴い、安定運用を優先していたフェーズでした。これからの10年は、チャレンジが生まれやすい組織を目指していきたいと思っています。

    最近、50代のやる気に満ちた複数の女性職員が、「故郷にもどろんこ保育園を作りたい!」と単身赴任やUターンで園長として新規園の立ち上げに参画してくれています。現場から、やりたい!と声をあげて動いてくれていることが、とても嬉しいです。

    私たちが目指したい組織は、日本最大、最高、そして唯一の社会起業家集団です。

    是非これからも、子どもに関わる全ての皆さんと一緒に力を合わせて『子どもにとっての最善とは?』を追求し、日本の保育をより良くしていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!」

    「子育て」を通じて私たちと世界を変えていきませんか?

    新卒・中途・保育経験問わず、想いのある方からの応募をお待ちしています!

    採用情報をみる

    関連記事