• わたしたちが目指しているのは、「単に子どもを安全に預かる」のでなく「子どもの“にんげん力”を育てる」保育所(保育園)です。そのためにもっとも大事なことは「人(保育者)」である、と考えています。「子どもが好き」「子どもと一緒に過ごしたい」という感情だけで、「子どものにんげん力」や「どんなことにも挑戦する意欲」を育てることはできません。毎日およそ10時間も一緒に過ごす保育者(保育士)自身に生きる力がなければ、子どもの生きる力を育てることはできないのです。

    自分自身の生きる力を磨きつづけ、もっともっと成長したいと考えている、私たちはそんな人を求めています。

  • わたしたちは、できるだけたくさんの体験を子どもたちに提供したいと考えています。

    その体験を保育者(保育士)が先頭に立って実践してほしいのです。田植えに行けば子どもたち以上に泥だらけになって、銭湯に行けば真っ先に素っ裸になって、心の底から子どもと交流してほしいのです。言葉で説明するのではなく実際にやって見せる、その背中で教えることが大切です。行事や体験活動を“こなす” のではなく、本気で子どもたちと関わっていく、そんな保育者(保育士)に子どもたちはついていきます。一生忘れられない先生になるでしょう。

    「子どもを動かせる人」ではなく「子どもの心を動かせる人」、その登場を私たちは心待ちにしています。

  • 子どもたちは日々成長します。「いま子どもたちに必要なことはなにか」「どんな環境や経験が子どもたちを成長させるか」保育者(保育士)は、本気で考え実践しなければなりません。どろんこ保育園では、季節を感じてほしいから柿やザクロや木イチゴを植え、木登りしてほしいから太くて折れにくい木を植え、生死を感じてほしいから生き物を飼い、農作業を知ってほしいから広い田畑を借りています。「良い環境があるから良い保育ができる」のではなく、「良い保育をするために良い環境を整える」創意工夫をしているのです。

    できない理由をあげて諦めるのではなく、「どうすれば子どもたちに提供できるか」を考え抜く。わたしたちの環境は、そんな保育者(保育士)にぴったりです。

「良い保育園」とは何でしょう?「駅が近い」「お迎えがある」「園舎がきれい」など、従来の保育園選びは、子どもより親の都合が優先されてきました。自分自身が子育てをしていた頃、このような状況に疑問を持ったことが「どろんこ保育園」の始まりです。保育園を「預かる場所」から「育てる場所」に変えていきたいと思ったのです。

子どもたちにいろいろな経験をさせることは、人格形成にとってとても重要です。そのために必要な活動を計画し、提案し、実践していくのがどろんこ会の保育士です。決められたカリキュラムを消化していくのではなく、子どもたちの成長に積極的に関わっていく姿勢を大切にしています。

子どもたちを育てることは、この国の未来を育てること。わたしたちの活動を通して保育の現場から日本を変えていきたいと、私は真剣に考えています。この想いに共感し、強い子どもたちを育てることに本気で取り組んでくれる皆さんと、ともにチャレンジを続けたいと思います。