当法人では、グループ全体で、職員の人材育成に向けた以下の取組を実施しています。


保育士ハイパフォーマーコンテスト

 

保育士MVP研修旅行(九州2泊3日)

  • 外部研修機関による研修の受講
  • ① 外部研修受講アンケート調査実施
  • ② 自治体実施研修(職層別研修・選択研修等)、
    特別区研修(職層別研修・専門研修・特別研修等)、
    保育サービス課研修、東京都福祉保健局研修、
    東京都社会福祉協議会研修、
    WACアカデミー等への参加申込・受講
  • ③ 研修受講報告書の作成・提出(受講後7日以内)
  • ④ 研修受講報告会(職員会議、職員基礎研修)の開催
  • 他園における実地研修・実践交流保育
  • ① 実践を通して見て学ぶ機会の提供
  • ② 研修成果を活かして実践する場の提供

<社会福祉法人どろんこ会 外部研修受講計画>

対象 ねらい 主な内容
全職員 ・区政の動向、課題、保育行政の動向などの知識を深め、職務に活かす。
・平成20年に改訂された新保育所保育指針を理解し、質の高い保育の提供を図る。
・保育サービス提供に於ける自身のスキルと目指すべき目標を明確に持つ。
・接遇
・区政・行政動向
・目標設定
・顧客満足度
園長 ・職員たちのリーダー・指導者として、各職員のスキル・知識向上を図る。
・職員達のモチベーションの維持・向上を図る。
・行政の動向をタイムリーに理解し、保育園の運営課題を明確に持ち、
 職員指導にあたる。
・地域における在宅家庭支援拠点としての役割を果たす。
・新保育所保育指針の理解を深め、保育の質の向上と職員の資質・意識向上の
 ための環境整備。
・地域の子育て支援拠点として他機関・他施設と積極的に連携を図る。
・コーチング
・マネジメント
・プレゼンテーション
・タスク管理
・部下のほめ方・叱り方
・子育て相談
・区政動向
・保育サービスにおける課題
・新保育所保育指針
主任 ・園長とともに地域在宅家庭を招いてのサロン・イベントや子育て相談の実施。
・主任としての役割を十分に理解し、ニーズを探求し、子育て支援や保育サービス
 企画に活かす。
・保育士同士の関係づくりを最大限配慮し、チームワーク向上と職員育成に努める。
・園長とともに園内研修の企画・実施する。
・園全体の保育の質・保育サービス向上に努める。
・ファシリテーター養成
・コミュニケーション力
・リーダーシップ
・子育て相談
・新保育所保育指針
看護師 ・新保育所保育指針の理解を深め、保育園での子どもの健康と安全を考える。
・子どもの怪我・病状に応じた保育環境を考える。
・子どもの怪我・病状に応じた保護者への相談に的確に対応する。
・子どもの発達を見極めた食環境を整える。
・病後児保育
・新保育所保育指針
・ぜんそくの治療と予防
・小児てんかん
・小児のアレルギー
保育士 ・他園での実地研修を通して保育技術の向上を図る。
・食育について理解を深め、食育を実践する。
・ケーススタディを通して保育運営の意見交換・見直しを行う。
・乳幼児の心身の発達を理解し、より質の高い保育を目指すとともに、
  家庭支援に役立てる。
・日本の文化を理解・継承し、子どもに実践を通してつたえる。
・環境に優しい園運営を実践する。
・新保育所保育指針
・保育園に於ける保育士の役割
・わらべうた
・上芝居上演
・絵本読み聞かせ
・乳幼児のからだと健康管理
・気になる子の援助
・子どもの生活リズム
・虐待対応
・食育
調理 ・食育についての理解を深め、食育の推進を積極的に行う。
・子どもの成長に会った調理法やメニューの知識を体得し、保育園の調理員・栄養士としての業務にあたる。
・専門知識を身につけ、技術の向上を目指す。
・食中毒予防
・アレルギー児対応
・調理実習
・レシピ紹介
・食育
・生成管理マニュアル
・ノロウィルス
・O157
用務 ・園職員の一員として情報の共有化を図る。
・エコロジーを意識した保育園運営と園環境づくりに活かす。
・実践を通して剪定技術や飼育の知識を体得し、園の環境整備に活かす。
・実務研修
・保健所研修会
・環境に優しい保育園作り
・エコロジーセミナー

異文化を体験し、視野を広げること。森の幼稚園発祥の地デンマークで自然保育を体感すること。また、それらを通して当社の保育方針である「センス・オブ・ワンダー」の見識を深めることを目的とし、毎年2週間のデンマークインターンシップ研修の研修生を社内公募しています。

2012年度は社会福祉法人どろんこ会 日高どろんこ保育園 統括リーダーの中村優子さんと株式会社ゴーエスト稲城ルーム 入社3年目の金子隼人さんが社内公募で選出され、インターン研修に行かれました。 


中村さん

 

金子さん

応募動機

今から3年前にどろんこ会と出会い、今までに経験したことのない『保育理念』や『保育サービス』という考え方に興味を持ち、保育の仕事に対して更に楽しさを感じるようになりました。
どろんこ会で働く者として『にんげん力』を身に付けた保育者でありたいと強く感じるようになり、日々の保育業務の中で、保育者として自分に足りない力は何かを考えていくうちに、今の私には、「挑戦する力(情熱、勇気)」「新しい価値を生み出す力(課題発見力、創造力)」「チームで働く力(発信力、与える力)」が不足していると感じました。
昨年度の社内公募では、『プレゼンをする』事に尻込みし、お申し込みが出来ずにいたのですが、今回は、園長に「是非、応募してごらん」と背中を押され、また、家族にも「せっかくのチャンスだから頑張ってみなよ」と励まされ、私的な問題もクリアになりました。
私自身が挑戦・経験することで成長したい。そして、一人ひとりが『にんげん力』を高め発揮し合える保育園を作っていきたいと思い、応募しました。

私は、自然保育に興味があり、当法人に入社しました。デンマークの森の幼稚園では1日の大半を外で過ごすと聞いていたので、1日中外でどのような活動をしているのか、どのような生活をしているのか、実際に体験したいと思いました。また、それらの活動を日本でどのように展開するか、帰国後に実践したいと思い応募しました。

インターンシップを経験して“勉強になったこと”は?

子育てについての様々な考え方があるのは日本もデンマークも同じだと思います。でも、デンマークでは、国として“教育は大事”と考えていると知りました。周りの大人や社会全体が、未来を生きる子ども達の『自己肯定感』『自己尊重感』をいかに育てていくかを真剣に考えながら子どもと向き合っていると感じました。
デンマークの大人たちは、税金は高いが、国民が納得している。それは、しっかりとした教育を受けていないと、自分の意思を述べて「国を良くしていこう!」という力が育たないからだと考えているという事です。そのため、小さい頃から自分の意見を言い、自分で物事を考えるということが重ねられ、自立(自律)することを学んでいます。

“個を大切にしている国”と言いますが、それは、自分中心という事ではなく、『自分も認められている。だから相手を認めることができる』ということです。
日本でも、“認めの保育”などと言われていますが、私自身を含め、大人や社会全体としてもっと考えていかなくてはならない部分であると思いました。

インターンの一番の思い出は?

初めは「ヤーパン(日本人)」という接し方だった子ども達が、日を追うごとに「マサコ!」と呼んでくれるようになったことです。9:00に保育園に着くと“待ってました!”とばかりにソリの紐を目の前に差し出し、次々と「私も!」「もう一回」と遊びに誘ってくれました。園舎の周りを3週もすると、雪の中でも朝から汗だくになり、「疲れたからもう無理よ」という態度をしていると、4歳児の男の子が一緒にソリを引いてくれました。次の時から、その男の子はスーッとやって来て、私と一緒に紐を引っ張ってくれるようになりました。言葉も通じない中で、私の気持ちを察してくれたその子の優しさは、とても印象的です。

『鹿の解体』がとても印象的に残っています。ハンターが狩猟した鹿を解体しながら一つひとつ丁寧に部位の説明をしていました。日本では子どもに生き物の解体を見せるのは残酷ではないかと思われる人も多いと思いますが、“生”と“死”を目の当たりにし、生き物の体の仕組みを知ることで、子どもたちは命を大切に考えることができると感じました。

これからインターンシップ研修に行く人たちへ

私は「自分には無理じゃないか」と考えていました。英語なんて話せない。人前で自分の考えを話すのは苦手ですし、ましてや選考を受けるとなると緊張で気持ちが悪くなりそうでした。 でも、私の周りには応援してくれる仲間がたくさんいる。背中を押してくれる人がいる。そして、何よりも、選考の時に、私が振り絞った勇気を真剣に聞いてくださった皆さんがいたことで、緊張の中でも「聞いて欲しい」という風に気持ちが切り替わっていったのを覚えています。 『挑戦する勇気』はきっと、自分を成長させてくれると思います。 次回、その次と挑戦していく皆さんには、私とは違う視点での新しい感じ方を是非教えていただき、私自身、新たな気付きを得ることができると嬉しいと思います。

実際に行ってみないと分からない事もたくさんあります。行った事によって保育に対しての見方が変わったり、子どもや周囲への関わり方を学んだり、とても勉強になると思います。少しでも挑戦したいと考えているのであれば是非デンマークの保育を体験してきてください。

  • [提携園]
  • Mariasøstrenes(マリアシスターズ)統合保育園/Svendborg市
    Jægermarken(イェアマーケン)乳児保育園/Svendborg市
    Gl.Nyby(ガメルニュービュー)自然幼稚園/Svendborg市 2012年閉園
    Skovbo(スコーボ)森の幼稚園/Klampenborg市
  • [協力]
  • 株式会社COX &p; KINGS JAPAN/Robinson Scandinavia